「Digタブレット」で点検・保全業務を効率化
辰巳化学株式会社様は、創業以来80年薬づくりに注力してきたからこそ培われた、高い技術力と開発力によって、ジェネリック医薬品の製造から販売までを手掛けている国内有数の製薬会社です。2016年からは更なる事業拡大に向けて、次世代型の高効率工場を新設して生産能力を倍増。さらに、2021年には既存工場を増床。様々な治療に使われる薬の生産能力は大幅に増強され、人々の健康を支える「医薬品」の製造をされています。辰巳化学株式会社様は、これから先の100年間も社会に必要な永続企業となることを目指されています。
(辰巳化学株式会社様の詳細はこちらをご覧ください⇒https://www.tatsumi-kagaku.com)
辰巳化学株式会社様では、医薬品製造に関わる機器・設備点検のほか、保全管理において次の課題を抱えておられました。
- 紙媒体での点検記録を行っており、過去の情報を探す際、ファイルを見返し必要な情報を探し出すのに手間がかかっていた
- 他部署での点検記録を確認する際、該当設備のある別棟まで行かなければならず、異常があった場合には早期発見ができず対処するのに時間がかかり、回復時間の遅れ=生産効率の悪化となっていた
それらの課題を解決するべく、当社パッケージ製品「Digタブレット」に必要なカスタマイズを加えたものを提案し、ご採用いただきました。
辰巳化学株式会社 担当者様にお話を伺いました。
紙台帳からタブレットに変わって、便利になった点を教えて下さい。
紙台帳からタブレットに変わって、便利になった点を教えて下さい。
「入力したデータがサーバー内に蓄積されるので、過去の記録の検索をしたり、必要な情報をまとめるのが容易になりました。警報値を設定することによって、入力ミスや異常値に素早く気が付けるようになり、異常値の場合、すぐに対応できるようになりました。」
Digタブレットの便利だと思う機能を教えて下さい。
Digタブレットの便利だと思う機能を教えて下さい。
「インターネット環境がない場所でもデータ入力が可能なので、どこでも利用できる点がいいですね。現在使用している書類をテンプレート化することで、現状と同じ書類を作成できるので、導入がスムーズに行えました。」
「前回の記録(3回分)を参照できるので、前回の点検時との変化に気付くことができます。」
今後、Digタブレットを社内で展開できそうな業務・部署があれば教えて下さい。
今後、Digタブレットを社内で展開できそうな業務・部署があれば教えて下さい。
製造管理部での製造設備の予防保全に関する業務に展開できるのではないかと思います。これから、androidやiOSに対応されるとのことで、スマートフォンでも使用可能になればありがたいですね。