「Digタブレット」でデータの信頼性と作業効率をアップ
ロート製薬株式会社様は、名前を聞いてまず浮かぶのが目薬・胃腸薬ですが、そういった医薬品のほかに化粧品で人の健康と美に貢献する「ヘルス&ビューティー事業」を軸として、病気に負けない健康な身体づくりの原点である「食事業」、独自の技術を生かした「再生医療事業」、より健康な社会の実現を目指す「グローバル事業」といった4つの主力事業を展開しております。企業としての活動を通じて、世の中すべての健康のためにチャレンジを続けています。
(ロート製薬株式会社様の詳細はこちらをご覧下さい⇒https://www.rohto.co.jp/)
ロート製薬株式会社様では、製造用水設備をはじめとする工場内の各設備点検のほか、衛生管理記録や各装置の校正記録管理について、次の課題を抱えておりました。
- エネルギー使用量の傾向管理及び設備保全の分析のために電子ファイル(Excel)への入力作業で手間と時間がかかる。
- 報告書作成においても計算しながら結果を記入する必要があるため手間が多い・計算ミスの可能性がある。
そこで、以下の特長を持った「Digタブレット」を提案し、ご採用頂く事になりました。
- データ化:タブレット端末を使って実績を入力することでかんたんにデータ化される
- データインテグリティ:タブレットで入力した実績が生データとして取り扱われ、記録として残る
- カスタマイズによる自動計算:タブレットでの実績入力時に事前に設定した計算内容にて自動計算され、計算結果の確認ができる
ロート製薬株式会社 本社 生産技術部 ファシリティマネジメントグループ 牧井様にお話を伺いました。
紙台帳からタブレットに変わって、便利になった点を教えて下さい。
紙台帳からタブレットに変わって、便利になった点を教えて下さい。
「以前は記録内容からエネルギー使用量の傾向管理及び設備保全の分析のために、紙に手書きした実績を、事務所に戻ってから所定の電子ファイルへ入力して管理しておりました。タブレットを活用して点検作業を実施することで、手書き作業が不要となり、電子ファイルへの入力作業や、入力作業時の誤字・脱字の修正の手間も不要になりました。また、製剤・機械油等の汚れ・文字のにじみによる記録書の見難さや不明確さから解放されました。」
「タブレットに入力した内容がそのままデータ化されるため、データの信頼性も向上しました。」
「さらに、毎日の点検表の準備が不要になったことや、タブレットをショルダータイプのハードケースに入れて持ち運ぶことができるため、移動時に手ぶらになり両手が使えることになった点も便利です。」
Digタブレットの便利だと思う機能を教えて下さい。
Digタブレットの便利だと思う機能を教えて下さい。
「まずは自動計算機能です。2点の圧力の実績を入力するだけで自動で2点間の差圧が表示され、それが基準範囲かの判断も人の手を介さず結果がすぐに分かる機能が便利です。他にも水道やガス等は検針値を入力することで前回実績との差が使用量として表示され、目安にできるため、大きな変動があった場合に気づきやすい点もいいですね。」
「タブレットで実績入力をする際には、過去3回分の実績情報も表示されているため、特に月間や隔月点検等で参考にできるところも魅力です。」
「ほかにもいくつかありますが、実績を取り込むだけで溜まった実績から1カ月分の実績が集まった報告書が完成する機能も便利です。」
今後、Digタブレットを社内で展開できそうな業務・部署があれば教えて下さい。
今後、Digタブレットを社内で展開できそうな業務・部署があれば教えて下さい。
「工場プロセスの記録や品質試験の記録業務への展開ができそうです。」