織布生産工場での自動実績収集システムによる、生産管理を実現
ケイテー㈱の織布生産工場の自動化から、私たちの前身は生まれました。
このノウハウを活かし、繊維製造業にとどまらず、様々な製造業様向けFAシステムを開発しております。
創業から40年、長年の実績を結集したパッケージ製品です。
織機と呼ばれる生産設備から機器情報として回転数と停止情報を自動収集し、その回転数に応じ「織布」の生産状況をリアルタイムに把握することができます。稼働状況をWeb画面で確認できるため、工場にいなくてもモバイルで生産状況を把握できます。
また、織機の状態(停止中・準備中)や停止要因も同時に収集しますので、後工程へスムーズな情報伝達により、作業効率を大幅に向上させる事ができます。
昨今、「IoT」が重要テーマとなりました。私たちは、20年前から工場での「インターネット+見える化」を手掛けてきました。
これらのノウハウを駆使し、IoT時代のニーズに適したサービスを提供していきます。
動作環境 | ・サーバー:Windows Server 2012R2以上 ・パソコン:Windows7以上、 ・タブレット:Windows7以上 ・データベース:SQL Server 2012以上 |
価格 | ・お客様のご要望に合わせ、別途お見積させていただきます。 |
織布工程と活用事例
1.生産計画
受注・生産状況をもとに各工程の生産計画を立てます。
各工程の進捗状況に合わせ、生産現場への指示を行います。
2.原糸入庫
受注をもとに原糸の受け入れを行います。
メーカーが附番する糸のロット情報を製品になるまで引き継ぎ、トレース情報として保持します。
3.撚糸工程
原糸に撚りをかけるなど加工を行います。原糸に付加価値が加わり撚糸(加工糸)となります。
完成した撚糸にラベルを発行し、在庫量・ロット情報を管理します。
4.サイジング
原糸や加工糸をクリルにかけ、経糸ビームに巻いていきます。ワープビームという小さめのビームに巻き、それを束ね、徐々に織機に掛けられるラージビームを作成します。
ラージビームに伝票を発行し、引通し・織布の仕掛け作業を円滑にします。
各工程の進捗状況に合わせ、生産現場への指示を行います。
メーカーが附番する糸のロット情報を製品になるまで引き継ぎ、トレース情報として保持します。
完成した撚糸にラベルを発行し、在庫量・ロット情報を管理します。
ラージビームに伝票を発行し、引通し・織布の仕掛け作業を円滑にします。
5.引き通し
ラージビームを織機に仕掛けできるよう準備を行います。経糸を分けながら筬の間に通していきます。
6.織布
ラージビームを織機に仕掛け、シャトルにて緯糸を通していきます。
すべての織機にて実績収集を行っており、タブレットに織機の状態が表示され、リアルタイムで生産情報が確認可能です。停止時に原因を入力することにより検査工程にて格付けの判断に役立てます。
7.検反
織上がった生機を検査員が検査します。検査した生機にはバーコードをセットし生機倉庫に運ばれます。
織布の停止情報をはじめ、通過した工程の実績状況も確認可能です。
8.出荷
出荷要求に応じ、生機の出荷を行います。
検査でセットしたバーコードを読むことによりスムーズに出荷情報を作成します。実績収集にて反番を管理しているため、出荷先で発生したトラブルも迅速に対応が可能です。
すべての織機にて実績収集を行っており、タブレットに織機の状態が表示され、リアルタイムで生産情報が確認可能です。停止時に原因を入力することにより検査工程にて格付けの判断に役立てます。
織布の停止情報をはじめ、通過した工程の実績状況も確認可能です。
検査でセットしたバーコードを読むことによりスムーズに出荷情報を作成します。実績収集にて反番を管理しているため、出荷先で発生したトラブルも迅速に対応が可能です。